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2007年が終わろうとしています。
今年はもちろん私にとってはバングラに来たことが一番大きな出来事だけど、
バングラにとってはサイクロンが一番の出来事だったのではないでしょうか。

2007年11月15日、
サイクロン「シドル」によりバングラは大きな被害を受けました。
首都ダッカは大丈夫で、私も次の日の一日中の停電も、不安も不便も感じず、
のほほんと過ごしていましたが、日本で報道された情報を知りびっくりしたものでした。
「死者3000人超、1万人にのぼる可能性も」
同じ国に起こったとは思えない出来事でした。

1ヶ月以上たった今、バングラ内でどう報道されているかはわからないのですが、
人々の話題からサイクロンの内容は減り忘れ去られているような気がします。

日本から「またテレビで特集がやってたよ。大丈夫?」とメールをもらうことがあって、私自身もはっとなってしまう。

バングラで再会したミホちゃんが、私たちが出会うきっかけとなった
アジアボランティアセンターから現地の調査に行きレポートを送ってくれました。
>> 被災地からの報告

彼女を通して見る現地の様子がひしひし伝わってきます。
私も違う村だけど村に行ってみて初めて、
この寒さの中の被災はとても厳しいものだとわかりました。
このサイクロンも温暖化が大きく影響し異常気象のため起こったようです。

私たちにできることは何だろう。

バングラデシュはイスラム教の人々が全体の90%を占めます。
1日に5回お祈りの音楽が鳴り響くし、
「アッラーアッラー」と叫びながら物乞いしている人を見るのも日常の風景。

じゃあ、クリスマスは?というと、
街がイルミネーションにつつまれツリーが出現なんてことはないのだけれど、
各宗教のお祝い・お祭りの日は祝日で、もちろん12月25日はお休みです。
マイメイシンとタンガエルの間にある、
キリスト教の民族ガロ(マンディ)の村におじゃましました。
首都ダッカからバスを乗り継ぎ4,5時間のところ。


チベットあるいはミャンマーから移住してきた民族と言われているだけあって、
どこか顔は日本人にも似ている気がします。
村に着いたとたん、イスラムとはまた違うなんだか落ち着く雰囲気が漂います。

早速、豚のトルカリと、米で作ったおいしいとは言えないすっぱいお酒をいただく。

(お酒は米を炊いたとき、底の少し焦げた部分を使うのでスモーキー。)
最初はいつも食べれない豚とお酒に感動していたけれど、
村にいる3日間、朝から晩まで豚とお酒でした。

どんなふうにクリスマスを祝うのかというと、
村中をまわって、各家の庭でマンディ語の歌を歌って踊ります。それも一晩中。
キリスト教と言えど、ここはアジア。
太鼓と鐘の歌はどこか沖縄音楽のようでなんだか懐かしい気分。


夜12時からは教会でミサ。
こちらはベンガルダンスと神聖なお祈りの中おこなわれました。

村の人々も本当に温かく私たちを迎えてくれました。
バングラデシュの人はどうしてこんなにも受け入れてくれるんだろう。
みんなでご飯をたべて、焚き火をしながらお酒をのんで、歌を歌って。
ここの人々との良き関係が続くようにと連れてきてくれた先輩隊員にも感謝。
次はイースターにまた来たいな。

ショプナの家に行ったメインイベントはこれを見るため。
イスラム教の犠牲祭(今年は12月21日)。
何を犠牲にするかというと、4つ足の動物、牛さんです(涙)

スペースの狭い都会やお金のない人はヤギを、
超お金持ちはラクダをささげることもあるようです。

説明しようかどうかも、写真を載せようかどうかも迷うのだけど、
アッラーに祈りをささげた男性人が、
1発目は首をガツゥゥゥーンといって、
みるみるうちに皮をはぎ、肉を細切れにしていきます。
そしてみんなで分けてトルカリ(カレー)にして食べます。

ほとんどの人が実家に帰るので日本のお正月みたいな感じ。
「他に何かしたの?」と聞くと「みんなで集まっておしゃべりするのが楽しいんだ!」
口をそろえてそう答えるベンガル人たち。
村に行くと、なんだか福井の実家を思い出します。

「叔父が日本に14年住んでいたことがあって、マイに会いたいって言ってるの」
そう、声をかけてくれたのが、officeクラスを受講している生徒のショプナ。

ベンガル人は出会ったら、とりあえず家に来いとお誘いしてくれます。
あまりにみんなが招待してくれるので、いつもは軽く流すのだけど、
なんだか私も会いたいと思い約束しました。

「一人は寂しいからいつでも家に来なさい」
叔父さんだけでなく、ショプナの家族・親戚みんなが温かく迎えてくれました。
お言葉に甘えてイードはショプナの生まれた村、ガジプールにおじゃますることに。


初めての村体験です。
道はもちろん土で稲刈りの終わった田んぼがどこまでも広がります。
マンゴー、ライチ、レモンおいしそうな木が生いしげり、
(冬のため実にはありつけず。。。)
池の魚をとって食べます。


電気のない家も多く、キッチンは外。水は井戸から。
遅くまで火を燃やして、外でご飯を食べながらいつまでもおしゃべり。
古き良き日本もこんな感じだったんだろうな。
「日本のきれいな風景も映画で見たよ!」
映画の名前を聞いたらラストサムライでした。まさにそんな感じ。


村に突然、日本人が来たらびっくりするだろうけど、
ショプナの親戚はサウジアラビアやクエート、シンガポールへ出稼ぎに行っている人も多く、外人である私を快く受け入れてくれます。
みんなで飼っている鶏の卵を集めたり、
サトウキビ畑から1本ちょうだいして甘いジュースを飲んだり、
ピタ(伝統菓子)を桜の形で作ってみたり。

夜はめちゃんこ冷えこんで寒かったけど、
ショプナと一緒に毛布にくるまって寝ました。
年ごろの娘たちは遅くまで結婚の話。
ショプナは大好きな人がいるのだけど、
お父さんの許しがでなくて結婚できません。
学歴や家柄を大事にするバングラではよくあること。
ショプナには幸せになってほしいなぁ。

風邪のお土産をもって帰ってきてしまったけど、とても楽しい3日間でした。

(ショプナといとこのパキ。村をリキシャで滑走中。)

バングラデシュは平野が国土の大部分をしめます。
首都ダッカはこんな感じ。



(グラミンバンク最上階より撮影)

初めてのダッカ脱出となった今回のチッタゴンの旅で、
バスの窓から見える風景に思わず叫んでしまった。
「山だ!!!」

チッタゴンで山登りをするとは聞いていたけど、
山と言っても大阪の天保山(標高5m)みたいなのかな〜なんて思っていたり(笑)

登ったのは、シタクンドゥというヒンドゥー教の女神の聖地とされる山。


1時間くらいでたどりつける頂上には寺院があり、
天空の城ラピュタのようなたたずまい。


バングラデシュにこんな風景があったんだね。

しばし心を癒され、足をガクガクさせながら下山しました。

子供や大人たちへ向けて
環境や衛生・教育についての啓蒙活動として
先輩隊員たちが発足させた劇団がここバングラデシュにはあります。


村落開発普及員や環境隊員が自分たちで伝えたいことを劇にして、
人形やパネルシアターを使ったり、台詞を覚えて演じたり、
はたまたゲームや歌でみんなのこころをつかみながら、
それぞれの任地の学校や施設をまわり、活動しています。

私が初めてその劇を見たのはバングラに到着した日の歓迎会。
自分の活動が落ち着いたらぜひとも参加したいなぁとひっそりと思っていたのが、
母子保健プロジェクトに参加している助産士や看護士の同期たちの
「お母さんと赤ちゃんのために劇を作って出産環境を改善したい!」という
熱い思いに背中を押されて?いつのまにやら参加していました。

初めての公演はチッタゴンにある
マハムニ母子寮と日本人の医者が活躍されている病院を訪ねての2公演となりました。

マハムニ母子寮はいわば孤児院。創立者は日本人の僧侶です。
くわしくはこちらをご覧ください。
http://mahamuni.dreamblog.jp/2/3/

ここバングラにはまだまだ教育をちゃんと受けられない子供たちがたくさんいることを目の当たりにしました。日本の教育システムってすばらしいんだなぁ。

日本人に似た顔つきの子供たちの笑顔と仏教の教えからか
とても心休まる場所でした。


さてさて公演の方はというとパネルシアターデビューです!
録音された女の子の声も実は担当しています。
久々のベンガル語の音読は大変だったけど、
こんな表現もあるのかとベンガル語の勉強にもなりました。

終わった後も子供たちや先生が歌や踊り・劇を披露してくれ
とても楽しいひとときでした。

私はコンピュータ隊員で、自分の活動が今すぐ必要な生活の改善や生死に関わることからかけ離れていて、違和感を感じることもあったのですが、こういう形で「伝える」ことのお手伝いができればいいかなと思いました。

初公演を終えて
たくさんの興味をひきつけるために演技に磨きをかけなければ!
劇団員として心構えがまだまだ足りません。

10月22日から活動が始まっています。
今日でちょうど2週間。

私の配属さきはNGOが運営している技術訓練校で、
自動車・電気・縫製・印刷・他にもさまざまな技術を
12〜18歳くらいの子供に教えています。

私の所属するコンピュータのクラスは専門のコースがあるわけじゃなくて、
すべての生徒が技術クラスの合間にWord, Exsel, Internetを学びます。

その他に社会人コースがあって、こちらは2ヶ月のWord, Exsel, Powerpointを教えるOfficeクラスと、3ヶ月半でIllustrator, Photoshop, Dreamweaver, Flash, HTMLを教えるグラフィッククラスがあります。
このグラフィッククラスが11月から始まる予定で、
その準備とベンガル語での指導の勉強が私の今のところの主な仕事。
普通、うまく機能していないところに送りこまれるのが、協力隊。
ここは先生も生徒も本当にやる気まんまんで、体制もしっかりしてます。
私も思いもよらぬほど早く、
やりたかったグラフィックソフトの指導ができるので、本当に楽しい!
今までやってきたことを生かしながら、
先生という新たな立場にも恐れず挑戦していきたいです。
まだまだ言葉の方が不安ではあるけれど。。。

思わぬほど順調な活動が始まって、これが国際協力?といわれると
やはり疑問はあります。
やる気のある同僚や生徒から学ぶことは多く、
彼らのためにバングラのために何ができるかを考えられるかが、
これからの活動の幅を広げていくために必要なのではないかと思います。

まぁ、まだ2週間。あせらずゆっくりいろんな角度から見つけていけたらいいなぁ。


看板屋さん。しかも手書きの。
弟子入りしたいなぁ。

バングラデシュにはバスケットボール隊員もいて、
毎週金曜(イスラム教では休日)の朝は公園でバスケ。
私も中高のバスケ部以来、8年ぶりにバスケを始めてみました。

レイアップ、リバウンド、3メン、フリースロー、1対1、2対2、5対5と普通に部活のように練習しています。
バングラに来てから、歩いてちょっとの距離もすぐリキシャに乗ってしまうので、体がなまる!

始めての外でのバスケは気持ちがいいなぁ。
できるだけ続けてみようと思います。

スポーツをしないベンガル人。私たちの練習中はいつもギャラリーが多いです。

バングラデシュで鳥肉を買うとなると、
スーパーで切り身をパックにつめてあるものなんてもちろんなくて。。。


こんな風にその場で絞めてもらって、毛をむしってさばくことになります。

ダッカのスーパーではちゃんと絞めてあって、毛も皮もきれいにはがしてあるものが丸のまま売っています。

それでもやっぱり、丸のまま。

先輩隊員にさばき方を教えていただきました。
ここが胸肉で、ここがささみで。。。へ〜!
残ったガラで良いダシがとれるそう。

料理にもいろいろチャレンジしてみよう!


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